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消費税の増税による不動産(家)の売却・購入への影響

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消費税が10%に引き上げられると、不動産への影響はどんな感じ?

当初2015年10月に消費税が10%に引き上げられる予定でしたが、経済状況から延期する事になり、2017年4月に先送りされることになりました。実際に2017年に引き上げされるかは、まだわかりませんが、基本的には2017年4月に消費税が10%になると考えておくべきです。

※2016年5月13日 首相が2017年4月に予定する消費税10%への引き上げを延期を固めたとのニュースあり→消費増税再び延期 首相、サミット後に表明 地震・景気に配慮

※2016年5月28日 首相が2017年4月に予定していた消費税率10%への引き上げを再延期する方針が示され、2019年10月まで2年半の延期に!

前回、消費税が5%から8%に引き上げられた時に駆け込み需要で、不動産を購入したりする事がニュースで多く取り上げられていましが、10%に引き上げられる時にも同じように状況になる事は容易に想像がつきます。

増税によって実際にどんな影響があるのか?どのように考えておけばいいのか?

つい先日、女性数人の会話の中で、「増税までに売却したい!もったいないし」という声がたまたま聞こえてきた事もあり、増税による不動産への影響について書いておきたいと思います。

消費税が10%に増税の場合、不動産(一戸建て・マンション)の売却・購入に影響はあるのか?

まず、自分が所有している家を売るのに影響はあるのかどうか?ですが、まったく影響がないと言ったら嘘になりますが、中古住宅の売却に関してはそれほど増税について影響はないと考えてもらって大丈夫です。

どうしてか?

多くの方が「増税前に売却・購入しないともったいない」と考えているようですが、基本的に所有住宅を売却する際には、不動産会社に仲介してもらい買い手を探す事になりますが、実際に売買契約を結ぶのは、個人間になるはずです。消費税は個人間ではかからないため、中古住宅の売買に関して言えば売主も買主にも消費税の影響はありません。

個人間の取引には消費税はかからない!

ただし、「まったく影響がないと言ったら嘘になる」と言ったように、個人間ではない契約については消費税が発生します。売却・購入で言うと、売主・買主が仲介をお願いした不動産屋に支払う仲介手数料は個人間ではなく業者との契約となるので消費税が発生します。

仲介手数料は→「売買価格×3%+6万円+消費税」で計算できるので、例えば2500万円で売却OR購入した時の消費税を考えて見ると、

増税前 8%の時

2500万円×3%+6万円=81万円 81万円×8%=64800円

増税後 10%の場合

2500万円×3%+6万円=81万円 81万円×10%=81000円

81000円-64800円=16200円

消費税増税前と増税後の差は16200円ですので、少し影響はありますが、それほど考えなくても良いのがわかるかと思います。

影響大!?不動産売買で増税前に動いた方が良い場合を考えてみる

上述したように売却・購入において、中古住宅で個人間の売買の場合、消費税の影響がそれほどないと言ってきましたが、例えば、現在住んでいる家を売って、新しく新築を購入するといった住み替えを検討している場合は、消費税増税の影響を受けるので注意しておかなければいけません。

売却に関しては、中古物件を売るわけですので、影響はありませんが、新築の家を購入する場合は、販売業者から購入することになるので、当然、消費税がかかってきます。

新築購入の場合、購入価格のすべてに消費税がかかるわけではなく、土地に関しては非課税ですので、建物部分のみに消費税が課税されることになります。これは一戸建てでも分譲マンションでも同じです。

例えば、4000万円の新築住宅を購入して建物部分の金額が2500万円だとすると、

消費税8%→2500万円×8%=200万円
消費税10%→2500万円×10%=250万円

となり、増税前に購入と増税後に購入するのでは50万円もの違いあり、50万円も違えばさすがに「もったいない」ので増税前に家を売って新築を購入したいと思うはずです。

その為、もしも新築に住み替えを検討している場合は、増税前になるべく高く売って、新居を購入した方が良いので、まずは、現在「いくらで売れる」のかを査定しておくことが重要です。

2017年4月ですので、まだ時間があると思っている人もいるかと思いますが、あっという間に時間は過ぎるので、なるべく早く動き出す事が重要です。最低限、一括査定サイトを利用して、大手から中小の不動産屋まで数社に査定見積もり依頼をして、現在の価値を確認しておく事をオススメします。

いくらで売れるか不動産一括査定を利用してみる

不動産のプロからアドバイス

消費税の増税は住み替えで新築購入予定なら注意!

上述したように、中古物件の売買であれば、消費税増税による影響はそれほど受けませんので、急いで売却したり、購入したりしなくても大丈夫ですが、駆け込み需要は必ずある為、もしも売却しようと思っているなら、増税直後よりも増税前の方が売却しやすいと言えるかもしれません。

増税前に新築を購入しようとする人が多くいますが、中には価格と予算が合わずに、中古を探す方もいるので、そういった買い手を狙って売却していくと売り安いですし高く売れる可能性も十分あります。

住み替えで新築購入予定の場合は、ローンの事も考える必要があり売却も同時進行で行わないといけない事もあります。不動産売買は何かとお金がかかりますので、「出来る限り高く売る!」「出来る限り安く買える」よう先手で動きましょう。